スペシャルセミナー「人間関係が楽になる!~コーチが伝えるコーチングスキルより大切なこと~」


2013年10月11日(土) 13:30~16:30
講師:加藤典子氏
レポート:ひとみ(森田ひとみ)

『自分の小さな箱から脱出する方法』の本の内容を、わかりやすく
加藤先生自身の事例を交えて、伝授して頂きました。

自ら「先生でなく”てんちゃん”と呼んでくださいね」と気さくで
パワフルな語り口で会場内はフランクなムードでスタートしました。

THE CHOICE というタイトルテーマの意味を紐解きます。
人は行動をするとき、『自己裏切りか尊重』を常に選択をしている
ことに気づかされます。

行動の奥底にあるものについて、行動する際に深層心理の心の持ち
方として”人を人として見る思いやりの心”と”人を物として見る
抵抗心”この二つの心の持ち方があります。

物として見る見方は3つに分かれます。
目標を達成するための ”便利な道具”、障害となる”邪魔なもの”
今必要でない”無関係”という3つの見方が、自分の心に潜むこと
に驚気を覚えました。

人との関係でうまくいかない時、もしかしたら相手の人を人として
見ずに、物として関わっているのかもしれないことを知り、行動も
大切ですが、どのような心でそれをしたかでその価値や、相手の人
と良い関係を気づけるか否かが、決まってきます。

また行動をする際に、自己裏切り(他人に対して心ですべきだと
思っているのにしないことを選択する行為)、 尊重(他人に対し
心ですべきとおもった通りにする)の2つに分かれます。

自己裏切りをした時の心の状態を『箱に入る』といいます。箱は
4つあり【優越】【当然】【劣等感】【体裁】という箱を持って
います。

自己裏切りの経験から『自分をどのように見始めたか』『相手を
どのように見始めたか』を考察しました。すると自己裏切りを選択
した結果、自分を正当化し、相手をより悪く思い始めたことに気が
つき唖然としました。

箱の中にいると、人間関係はうまくいかなくなるので”箱から外に
出る”ことが大切。人を人として心がとらえているか、心を尊重し
て助け合う関係で生きていくことを学びました。

自分自身、大きさの違う箱をたくさん持っていると気づかされ、相
手に対して怒りがわいたり、不満に思うとき、心に人としてちゃん
と見ている? 自分の邪魔な物として見ていないか? 自分に問いか
けていきたいと思いました。 

パワフルな”てんちゃん”にときどき圧倒されながら、
熱気むんむんの講座でした。

「本間正人氏のプチ哲学セミナー フォローアップ勉強会」

2013年7月3日(水) 19:00~21:00
進行:kei(佐々木華衣子)、かこ(岩元佳子)
レポート:ゆぅ(廣田 優子)

先月行われた本間先生のプチ哲学セミナーに参加して「哲学」って
そんなに難しい事ではない。日常で行っている対話(ダイアローグ)
も哲学なんだと気づく事が出来た今日この頃。「哲学」に対し敷居
が下がった気がする中、7月度定例勉強会に参加した。

セミナーに入る前のアイスブレイクでは、次の日の米国独立記念日
(7/4)にちなんで ”自分にとっての独立記念日”を自己紹介と共に
発表した。

「哲学してみるシリーズ」の『生きる意味)』を利用してのワーク
では
(1-A)生きる意味は、いつもあそぶこと、何でも楽しむ事だ。
(1-B)生きる意味は、社会の中で行動する事だ。

(2-A)生きる意味は、どんなにばかけたことであっても、自分の夢を
    実現しようと努力することにある。
(2-B)生きる意味は、現実をそのまま受け入れ、毎日をあるがままに
    生きることだ。
など、相反する2つの問いについてダイアローグ(対話)した。

どちらが正しいとか、どちらでないといけない。と言う事はなく、
自由に頭に浮かんだ事を対話する事で、自分にはない視点に気づか
せてもらう事が出来た。

例えば(2-B)の「現実をそのまま受け入れる」は、(2-A)にある”夢
を実現しようと努力する”その現実。と言い換えれば、相反する問
いがあたかも一つの答えの様に浮かび上がる。
ダイアローグ(対話)から生まれる新しい世界。これもまた面白い!

本間正人氏の「自分らしさを考える。~プチ哲学セミナー~」

2013年6月22日(土) 14:00~16:00
レポート:こまっちゃ(小松睦実)

「ソ・ソ・ソクラテスか?プラトンか?」レベルの知識しか持ち合
わせてない身の上、不安な気持ち一杯で参加した。しかし、10分
後には、本間氏独特の軽妙な語り口とテンポに乗せられ「哲学」し
ている自分がいた(笑)

たとえば、「愛と言えば何色?」
愛の定義は人によって違う価値観の中にある。
私は、愛とは「癒し」をイメージするので、空を包み込む夕日の
オレンジ・・あるいは、遠い夏にキャンプファイヤーで見た炎の
オレンジ。しかし「癒し」をイメージしても違う色を思い浮かべる
人もいるはずだ。慈愛をイメージして「紫」の人もいたし、ともに
創っていくから「白」と答えた人もいた。

おもしろい。

多様性を楽しみつつも自分軸を確認する。個々の学問では答えられ
ない「理性と情動」「性善説性悪説」「生と死」などを、まるで
「昨日何食べた?」という軽いノリでシェアしてみると、思わぬ人
生観を直視することとなる。

もっと、気軽に「哲学」を楽しんでも良いのではないかという気に
なった。むしろ、子どもの頃から「生きるとは?」「幸福とは?」
など話して考える場が家庭でも持てたら、アイデンティティが確立
し、生きやすくなるのではとすら思えた。

「わたし」について考えつつ「他者」の必要性を識る。対立する概念
を考えて「哲学」してみる。対立しあうものを通して、1つのものを
見ることを楽しみ、私たちの考える力の限界に触れることを楽しむ。

今、気軽に哲学カフェなんてあってもいいかも?「哲学」を身近に
感じれた2時間だった。「哲学」してみない?
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絵本を使ったコーチング講座

日時:4月3日(水)19:00~21:00
進行:こまっちゃ(小松睦実)、サポート:kei(佐々木華衣子)
レポート:ロバート(細川 一史 )

4月の勉強会、絵本を使ったコーチングということでしたが、
始まるまでは、何をするのだろう?という思いでした。
 
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小松さんの絵本の読み聞かせ(実際に絵本を参加者全員に見える
ように読んでいただきました)から始まり、絵本のテーマに沿った
質問があらかじめ用意されていました。
それを各自考え、各テーブルでシェアしあうという流れで進んで
いきました。

各テーブルでのシェアは、とても共感しあえるものだったと、今
振り返ってみて思います。

絵本の絵を見ながらストーリーを聞けたこと、ここに大きな意味が
あったのではないでしょうか?

声を聞く(左脳)を、絵を見る(右脳)の共同作業を円滑に行う
ことが目的だったのかな?と私なりに解釈しております。
 
大人になるにつれて私たちは、目の前の状況や環境の中、様々なこ
とを考え、対応していますが、日常の中で、どうしても左脳が優位
な状態になっていることは否めません。だからこそ、今回のように
絵本のイメージから入っていくのは非常に新鮮だったと感じており
ます。
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絵本と聞くと、大人が子供に読み聞かせるものというイメージが、
私の中にあったのですが、今回改めて、絵本は子供だけでなく、私
たち大人のためのもの、もっと言うと、子供と大人が共鳴しあえる
ツールなのではないかと思いました。

大人になるにつれて、さまざまな先入観、世間的な価値観に惑わさ
れ、固定観念が強くなってしまいます。だからこそ、子供の頃の心
に立ち返り、考えていくというのは私たちが基本に返るための近道
なのかもしれません。

たまには絵本、開いてみようかな?と思わされた2時間でした。