11月のイベント報告 4周年記念スペシャルセミナー 『コミュニケーションはキャッチボール』

11月15日(土)14:00~16:00 セミナー 、16:00~17:00 茶話会
講師:桜井 一紀氏(日本コーチ協会理事長)
レポート:まるちゃん

講師の方とは初めてお目にかかったのですが、とても気さくな感じで
実際のコーチングの現場での話やワークもまじえながら、コーチン
の基本を分かりやすく教えて下さいました。参加者は頷いたり笑った
りしながらリラックスして楽しい時間を過ごすことが出来ました。

印象に残っているのは、実際に講師と参加者の一人が皆の前で行った
キャッチボール。向き合って相手の顔を見ながら同じテンポでボール
を投げ合います。見ていても楽しそう、私もやりたくなります。

しかしボールをいい加減に投げたり、ゆるい球やきつい球を投げたり、
揚句の果てには後ろからぶつけたり・・・見ていても嫌な感じだし、
当人たちもおもしろくなさそうです。このキャッチボール、日頃私達
が行っているコュニケーションそのものなのです。

自分は相手の顔を見て相手が取りやすい球を投げているかな、相手が
投げてくれた球をしっかり胸で受け止めているかな、ボールを適当に
投げたり、相手が投げてくれた球を受け取らずに、わざとそらしてし
まっていることもあるかもと反省。

キャッチボールは一人ではできません。相手が投げてくれたボールを
しっかり笑顔で受け取ろう。そして私もボールを待っているだけでな
く時にはキャッチボールに誘ってみようと思いました。

ワークでは初対面のお隣の人とコーチングを実践。
仕事のことでテーマを一つ取り上げ、その人の目標達成のサポートが
出来るよう関わってみようというものでした。短い時間でしたが、
抱えている問題に対して話を聞いてもらうことにより、自分と向き合
うことが出来たし、質問を受けることによって気付きが生まれました。

実際の生活の中では相手の話をしっかり最後まで聞くということが忙
しくて難しいかもしれない、しかし相手のメッセージを受け止める
アンテナは常に立てておかなければならないという言葉が印象に残り
ました。

また、セミナー後の茶話会では3つのグループに分かれて振り返りを
しました。また、講師の方にグループごとに入っていただき質疑応答
の時間があって、それも大変有意義な時間となりました。
ありがとうございました。