2月のイベント報告 『四季のメタファーを使って自分を探索してみよう』

2月1日(日) 14:00?17:00
進行:トキ(小谷真司)、ゆぅのすけ(廣田優子)
レポート:結葵(西田恭子)

久しぶりの勉強会、「四季のメタファー」という言葉に惹かれて、
参加させていただきました。

「メタファー」とは隠喩のこと。何かをたとえるのに「~のようだ」
等の言葉を使わず、例えるものだけを示す比喩の仕方ということで、
今回は人生におけるさまざまな局面を、四季の移ろいにたとえて、
ワークシートを使って棚卸しし、その後相互にコーチングをし合い、
気づいたこと感じたことを深めていきました。

最初のシート1は「自分は今、四季のどこにいるのか?」という問
い。人生のいくつかの分野…仕事生活全般、現在の担当業務、得意
と思う能力・スキル、プライベートの領域…について、それらを四
季にたとえるとどの季節になるのか、自分なりにイメージしていき
ます。各自でそれをシートに書き込んだら、次はそれを見ながら二
人一組で相互コーチング。

シート2は、シート1で書いた領域の中からひとつを選び、これま
での経験とのつながりを記入し、自分が今までどんな季節を経験し、
何を得てきたかを振り返りました。
例えば、選んだ領域が今秋なら、その前の夏の季節で起こったこと
や経験したこと、その中から今に活かされている経験にはどんなも
のがあったかをシートに書き込みました。そしてまたそのシートを
もとに、ペアを変えて相互コーチング。

最後のシートの問いは「どんな季節をこれから迎えたいか?」でし
た。シート1での各領域ごとに、これから迎える季節についてイメ
ージし、どんなふうにその季節を過ごしていきたいかを考えていき
ました。各自でシートを書き込んだ後、またペアを変えて相互コー
チング。

3つのシートに沿って自己分析し、コーチングを受ける。この繰り
返しで、自分自身のこれまでとこれからを見つめ直して、頭の中を
整理することが出来たような気がします。
また、コーチングの回数を重ねるごとに、参加されている皆さんの
熱気が高まっていったのを感じました。

メタファーを使うことで、発想やイメージがしやすくなり、コーチ
ングも幅が拡がることを実際に体験できて、大変有意義な時間だっ
たと思います。ありがとうございました。