1月定例勉強会「自己理解と他者理解を楽しくしてみよう」

2014年1月8日(水) 19:00~21:00
進行:だー(小田昌敬)、アリー(三上弘恵)
レポート:うにちゃん(瀬山里美)

小田昌敬さんによる、株式会社SORAこころ育て研究所のSP
トランプを使っての自己理解・他者理解のワークだった。自己理解
のワークを二つ、他者理解のワークを一つ行った。

最初のワークでは、「今」の自分に近いカードを選んだ。「今」と
言っても、今日一日ととらえた人もいれば、たった今の感性で選ん
だ人もいる。人とはとらえ方、認知の違いが生じるものである。

二つ目のワークは、自己紹介をするためのカードを10枚選び、話
しやすいように並び変えて、同じ机の方々に紹介した。ハート、ダ
イヤの多い方、クローバーが多い方、スペードが多い方、マークバ
ランスがとれている方、選ぶカードに個性が出ていた。コーチン
のタイプ分けと非常に似かよっており、論理的-感覚的の軸と能動
的-受動的の軸で4つのタイプに分ける。

スペードがコントローラー、ハートがプロモーター、ダイヤが
サポーター、クローバーがアナライザーに相当する。対角線に当た
るマーク同士は理解しにくい関係にある。しかし、互いに持ってい
ないものを持っている補完する関係で、偉大な事業は対角線のタイ
プ同士が協力して成し遂げていることが多い。

一つのマークの中は、数が少ない方がネガティブ、多い方がポジ
ティブな表出で、多い数字を選んだ人の方がセルフイメージは高い。
日本人はネガティブな方が周りに受け入れられやすいという面も
ある。受動的な人の発言は、我慢しかねて言ってきた場合が多いが、
能動的な人は二・三度言ってきたら本気で考えているのだなと考え
て対応しても遅くない。

また、同じ人でもその時の気持ちがカード選定に反映されるので、
選んだ結果を元に戦略的に行動することもできる。全ての机を見て
回ったが、人それぞれ選ぶカードがこんなに違うものなのか、と
驚嘆した。同時に、自分の価値観も相手の価値観も大事にして、
シナジーの生じる第三の案を探っていけたら望ましいとも思った。

三つ目の他者理解のワークでは同じ机の方三人にピッタリのカード
を一つずつ選んで、理由も含めて伝えた。三つのカードがバラバラ
の方が多かったが、三枚とも同じ方もいらっしゃった。何度がお会
いしただけの方々だが、選んでくださったカードはピッタリだった。